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年度またぎのばたばたがありましてかなり間が開いてしまいました。
各ブログなどのエイプリルフールネタとか、食いつきたいネタが多々あったのですけど、なんだかんだでやっと落ち着きを取り戻せたっぽいかなと云うのがというところでとりあえず記事を更新しておきます。
さて、人気ブロガーの「ガ島通信」さんが新聞社を辞められたのを期に本名を公表して、しかも日経BPのサイト上で連載をはじめたということになっていました。
ガ島通信さんというと、最近とみにエントリーごとに自分のスタンスをかなりはっきりさせる事が多く、そのスタンスに対してかなりの賛否両論が寄せられるようになっていますが、ガ島通信さんに限らずその賛否両論の中に明らかに匿名での書き捨てのコメントがかなり散見されるのが、個人的には少々気になっています。
というわけで、前回の続き。
今回の騒動で持ち上がったもう一つの側面である、「メディアの行く末」論について考えてみたいと思います。
今回の一件で、フジサンケイグループをはじめとする既存マスメディアは、結果的に自らの媒体に固執し、インターネットなどの通信系メディアとの融合についても「基本は電波系メディア」というスタンスを明らかにしたような気がします。
一方で、ライブドアは既存メディアのあり方に対するアンチテーゼこそ提示できたものの、残念ながら今回はそれ以上のものが見えてこなかったという感じがしています。
結局のところ、このスタンスの大きな相違が、今回の騒動の解決をややこしくしてしまった要因ではないかと思うのです。
先だって行われた、ライブドア堀江社長による外国特派員協会での講演にて、「5年、10年はかかるだろうが、インターネットが主役に躍り出ることは間違いないと思っている」的趣旨の発言を行ったようですが、私自身はこれにはある重要な前提条件が必要になってくると思うんです。
それは、「すべての家庭に情報インフラが整うこと」だろうと思うんですね。
しかしまぁ、追いつめられた(という表現が正しいかどうかわかりませんが)フジテレビも、荒技にでましたなぁ。
確かに商法上認められるようになった行為とはいえ、「ポイズン・ピル」は第三者株主にも痛みを求める手法なだけに、いろいろと議論のあるところのような気もするんですが。
(これについては、フジテレビもずいぶんと痛手を受けていると考えています。この辺りはまた機会があれば。)
ところでこの会見の中で、フジテレビの日枝会長が「テレビ(マスメディア)とインターネットの融合は以前から考えている」的なことを言っていたかと思ったのですけど、確かにそういう節は伺えるのは確かなんですよね。
ところが、フジテレビの考えている方向性とライブドアの考えている方向性はまるっきり違う。それは、マスメディアとインターネットの「力関係」をどう考えているかにもよるんではないかと思うんですよね。
今回は、ライブドアのニッポン放送経営発言権取得の前後に堀江社長がやたらと強調していた、こういう話について。
なぜTV局のwebサイトに自局TV番組の情報しかないのか、を問う。これからはブロードキャストの時代ではない、ユーザアカウントを取ってこそなんぼの時代であると思う。
なぜかというと、今のテレビ局って(報道部門も含めて)基本的には製造販売業だからなんですよね。
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