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2005/10/08

村上ファンドは阪神タイガースを上場できるか

M&Aコンサルティング、通称村上ファンドが、その関連会社を通じて阪神電鉄の株式買い増しを行い、阪神に対する株主提案を行っているというニュース。

ニッポン放送の一件以来こういうニュースが何度もクローズアップされ続けていますけど、今回の場合ちょうど阪神タイガースのセリーグ優勝と重なった時期の出来事だっただけに、特に注目を浴びていますな。しかも、今回の一連の動きというのは村上ファンドのような能動的投資ファンドのやりそうなことだとは思うのですけど、フジテレビといい今回といい、一方の当事者にエンターテイメント性がある(企業が変なことをやっているというわけではなくて、エンターテイメント業界に携わっているという意味で)と、ネタにしやすいというのはあるんでしょうな、やっぱり。

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2005/09/11

演出とやらせの間で

フジテレビ・めざましテレビ「めざまし調査隊」のやらせ問題を見て思う事。
今のマスコミ(特に電波系のメディア)の現場では、やっぱり演出とやらせの境目がないのかなと改めて思ってしまうんですよね。過剰な演出、という表現をしていますけど、過剰な表現がどこまで行くとやらせになるのかという感覚がなくなっているんじゃないかと思っちゃうんですよ。

視聴者による投稿をネタにしている番組(コーナー)だと、ネタがあまり良質ではないと、自分たちでネタを作ってしまった方が手っ取り早いと考えそうな部分があって、ほかの情報番組を通じても、実際どのくらい「本当に投稿されたネタ」で出来てるんだろう、といぶかしく思えてしまうことは多々あるんですよね、残念ながら。

ところで、この手の「過剰演出」、いわゆる情報番組のたぐいだけではなく、ニュース報道なんかでも見られるように思うんですよね。
台風14号の報道を見てもそう思ってしまう部分があるんですよ。

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2005/05/14

JR事故報道に見る「責任者出てこい!」的姿勢

そろそろマスコミの方に飽きが出始めているように見える(というか今までが異常だったともいえるんですけど)JR西日本福知山線の事故報道ですが、昨日から今日にかけて象徴的な報道内容が3つほどあったので触れておきます。

一つめは、記者会見で感情的な発言(というか罵声)を浴びせかけていた新聞記者について、週刊誌報道を受けて新聞社(読売新聞だったようですが)が謝罪記事を載せたという件。
二つめは、信楽高原鉄道(SKR)で発生した列車衝突事故から14年目に当たる日に、JR西日本の南谷会長が献花に訪れた際の報道に関する件。
三つ目が、事故の列車に乗り合わせた出勤途中の運転士、さらには事故列車の車掌の手記というかインタビューが新聞週刊誌に掲載されたという件です。

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2005/05/04

ドラマ的取材報道手法を憂う

前回のエントリ(記事)以降今日に至るまで、民放のテレビは相変わらずJR西日本での脱線事故報道を毎日のようにトップ扱いで伝えています。(NHKは徐々に他のニュースとのバランスを考えて報道する姿勢にシフトしているようですが)
死者数が106人で確定し、事故調査委員会の調査などで事故のアウトラインが徐々にわかってくるにつれて、テレビをはじめとするメディアの攻撃(と、はっきり書いてしまいますが)の矛先は組織としてのJR西日本に向けられているようです。

事故の様々な要因の一端…私は要因の「すべて」ではないと思っています…となったJR西日本の内的問題を論ずるのは今回は横に置いておくとして(今の段階で敢えて簡単に言えば、国鉄がJRになる前後で抱えていた問題が引き金の一端になったのはあるだろうし、組織的な問題を論ずるならば、JR西日本あるいはその他のJRをはじめとする鉄道事業者だけの問題ではないといえると思います。いずれ詳しく書きますが)その後の酷いまでの取材報道ぶりをみるにつけ、正直「見る気が失せる」くらい酷い内容の伝えられ方が続いているのを見て、だんだんいやになってくるくらいです。

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2005/03/27

ニッポン放送騒動の「総括みたいなもの」(M&A論編)

いろいろと書こうと思っているそばから様々な話題が百出して、結果的に皆様ご存じの通り新たな(あるいはこの話にけりをつけてしまった)キーパーソンがいきなり登場して3月25日(=株主総会の議決権確定日)を迎えてしまったライブドアとフジサンケイグループの一連の騒動。
各ブログでも皆さんかなり読み応えのある「総括」が繰り広げられている中で、私もひとまずのまとめという形で書いておこうと思います。

なお、そんな中で大前提として「M&A論」と「メディア論」はある程度分けて書かないと話がごちゃごちゃになってしまう(実際、マスコミの多くはこれらをごちゃ混ぜにしてしまって、無理矢理話をおもしろおかしくしようとしている節が見え見え)ので、記事を分けて書こうと思います。

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2005/03/16

フジサンケイグループの「予定どおり」と「予定外」

というわけで、予想どおり「異議申し立て却下」となったニッポン放送の新株予約権発行ですが、これに平行する形でフジサンケイグループ側が様々な形の「対抗策」といいますか、「新たな動き」といいますか、いろいろと見せておりますね。

で、よくよく見てみると、これらの動きの中には、ライブドアがしゃしゃり出てこなくてもいずれやっていたであろうと思われるものがいくつか含まれているんですよね。つまり「当初の予定どおり」の動きと、そうではない「当初の予定外」の動きがあるということです。

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2005/03/10

ニュース・エンターテイメント

アメリカCBSの名物キャスター、ダン・ラザーの放送最終日のニュース報道を見ながら、日本のテレビニュースの現状を思い返してみました。

朝日とNHKの争いにしろ、ライブドアとフジテレビの争いにしろ、あるいはテレビを中心とする既存マスメディアの取り巻く様々な出来事を見回してみても、約20年近く前のある「転換点」を境に報道の姿勢が急速にむごさ(といっては言い過ぎかもしれませんが、敢えてちょっとだけマイルドにいえば「メディアの暴走ぶり」とでもなるでしょうか)を増しているような気になってきます。
それは、’85年10月のテレビ朝日系「ニュースステーション」のスタートです。
この番組の登場と(視聴率的な)成功によって、ニュースのエンターテイメント化が加速し、ニュースの本来持つ誠実さがどんどん失われていったような気がしてならない訳なんですね。

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2005/03/09

堀江社長へのインタビューを見て

というわけで、フジテレビのニッポン放送株TOBが予想通り成立したということで…
(そりゃまあTOB目標が「最低限レベル」の25%だったら、現在のフジテレビの立場からいえば成立しない方がまずいでしょう)

で、これまたある程度予想されたことではあるのですが、堀江社長への生インタビューが各社横並び(笑)で行われた訳ですが、これまた各社のカラーが出ていてなかなかおもしろかったですな。
※ちなみに、テレビ朝日系「報道ステーション」はうっかり見逃し。
 フジテレビ系「ニュースJAPAN」は…たぶん無視だったんでしょう(詳細には見ていないですが)

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2005/02/27

NHK週刊こどもニュースを見て

ライブドアとフジサンケイグループの一件について、今日のNHK週刊こどもニュースが「株式とは何か」というところから、フジサンケイグループの資本構造とそのいきさつ、対立点などをかみ砕いて実にわかりやすい解説を行っていました。
※「TOB」が「Take Over Bid」の略語だったなんて、実は私知りませんでしたし。(汗)

元々今回の一件に関しては、NHKは中立的な立場を貫いていましたし(純然たる経済事象としてとらえている日経新聞・テレビ東京系を除けば全般的に堀江社長にやや批判的な色合いが強いのとは対照的)そもそも記事の取り上げ方に比較的好感が持てていたのですが、何が問題になっているのかわからない人にとってはかなり客観的判断が出来る材料になったのではないかと思います。

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2005/02/25

フジテレビの受ける「ダメージ」

ライブドアとフジテレビ(フジサンケイグループ)による、ニッポン放送を巡る一連の動きがついに法廷闘争に持ち込まれることが確定したことで、ある意味「行き着くところまで言ってしまった」感があります。

さて、今回の一件、特に昨日の記者会見とそれを巡る報道によって、フジテレビはフジサンケイグループの企業防衛(現段階ではそれすらひっくり返る可能性もあるのですが)と引き替えに、様々な、しかもかなり大きなダメージを受けることになりましたね。

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