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2005/11/13

音楽著作権管理の不透明さ

金曜日のニュースにこういうものが。

iPodなどの「補償金」上乗せ見送り…文化審議会(読売新聞)

そもそも、デジタルのAV機器に補償金制度があること自体があまり周知されていないようにも思うのだが(このあたり、石油の二重課税を盛んにアピールする石油連盟のような組織がないのも問題だと思うけど、まあそれはそれとして)この補償金制度にどうもうさんくささを感じていかんのですよ。
というのも、いわゆる音楽著作権の管理に関して、どうも不透明さを禁じ得ないというのを昔から感じているからなんですね。

音楽著作権は、そもそもそれを著作した人物(作詞者であり作曲者であり、編曲者)に帰属するはずなのですが、そこに管理団体として「日本音楽著作権協会(JASRAC)」という組織が存在します。
こういう団体が著作権者と使用者(録音を行う人物や、営利などを目的に演奏島を行う人物)の間に介在すると、使用許諾手続きが簡素化される反面、本来の著作権料とは別途に手数料が発生するとともに、著作権料が確かに支払われているかどうかが不透明になりがちになる傾向があるように思います。
しかも、本来であれば使用許諾の手続きが不要である状況(個人の私的目的による使用、あるいは営利を目的にしない使用)も含めて管理を行おうとするために、結果的に手続きが煩雑になるようにも思うわけですよ。
(実際、JASRACは著作権手続きの必要ない催物であっても、「念のため、各支部までご連絡いただけますようお願い申し上げます。」と告知していますし)

でもって、もう一つ気になるのが、手数料と著作権料を合算した金額
生演奏の著作権料が1ステージ最低4000円って、バンドのギャランティからすると、相当な金額だと思うんですよね。
それだけの著作権料が本当に作詞家や作曲家に支払われているんだとしたら、まだ納得はできなくはないんですけど、そうなのかどうかがかなり不透明。しかも、JASRACに管理を委託しようとしたら、会費が発生しますし。

しかも、補償金制度に至っては、再分配は申請を行った人だけで手数料15%って、かなり効率悪くないですか?

こういう部分をもっとはっきりとしないと(あるいは、著作権料をそこまで請求しない人も多いんではないかと思いますし、直接受け取れる仕組みが必要でしょうし)システムそのものが崩壊しかねないと思うんですけど、どうなんでしょうね。

著作権制度を否定するつもりはないんですけど、寺銭で稼ごうとしている人がいるというのがなんとなくしっくりこないんですよね。

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