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2005/09/12

衆院選・自民大勝のあとにやってくるもの

ま、予想通りといいますか、予想以上といいますか…
自民党単独で安定多数、自民&公明で総議席の2/3だそうで。

小選挙区で当選1人ずつが基本という今の選挙制度がある限り、地方組織に頼るどぶ板選挙に強い自民党に有利なのはともかくとして、無党派層を見事にかっさらった選挙手法というのは、やっぱり小泉首相は「選挙がうまい」としか言いようがないのかな、と。
(政策が優れているとかいうことでは決してない、のもポイントですが)

しかし、結果的にこれだけ自民党が大勝したことで、予想されることがいくつかあります。

◇小泉首相は任期満了できっちり退陣する

これはおそらく間違いないと思います。
だって、郵政民営化さえ通っちゃえば、後は彼にとってあまり関心の高そうな案件が残っていないんだもの。(苦笑)

今までの小泉首相の国会答弁(中身と言うよりはその表情)を見るにつけ、自分の関心の非常に高い郵政民営化問題とか、あるいは野党から厳しい追及を受けたときには、時には感情的に、時には異常なまでにわかりやすい言葉で自分の考えを激しく伝えようとするものの、そうでない問題(年金とか)については、答弁の棒読みというか、無表情というか、覇気がないというか、無気力なのが何ともわかりやすすぎる。
で、郵政民営化が通ってしまったら、残るはこういった、小泉首相があまり手をつけたがらない懸案事項しか残っていないという状況からするに、一年かけて表向きは改革の名の下に懸案事項をこねくり回して結論を先送りし、自分の退路を探すんだろうなというのが今予想される事態だったりするので。


◇次の総選挙は、よほどのことがない限りあと3年はない

これも断言できるだろうと思います。

与党にとっては、これだけの獲得議席というのは、小泉首相の選挙上手があったとしても奇跡に近い数字だろうと思われるんですね。だとすると、次の総選挙の時には、今以上の議席の上積みというのはまず不可能と言ってもいいだろう、と。
であれば、この状態というのはできるだけ長く保っていたいというのが本音だろうと思われますし、そう考えれば、いくら内閣の支持率が低下しようとも、積極的に解散総選挙に打って出る必要性に乏しくなるのは明白かな、と。

万が一小泉首相のあとで、何らかの情勢の変化で自民党内で挙党態勢が崩壊するような事態に陥って、党が分裂するような状態にでも陥ればまた話は別なんでしょうけれども、政権与党にいる限りはその可能性も低いのかなというのが正直なところで。
実際、民主党と自民党って、党内の意見の隔たりって大差ないと思うんですけど、結局「政権与党内にいる」って一点だけで結びつきがあるというのはやはり大きいのかな、と。


◇憲法改正が現実味を帯びる

憲法第96条にありますけど、憲法の改正には各院の3分の2以上の賛成が必要になります。
で、今回の選挙で衆議院の方は政権与党だけで3分の2を獲得しましたから、あとは参議院を何とかうまく丸め込めば、自民党にとって悲願(何せ自主憲法の制定は党是の一つですから)の憲法改正に持ち込める大チャンスなわけですよね。
具体的にどういう形で憲法改正案が提示されるかわかりませんけど、まず何らかの案が出てくるのは間違いがないのかな、と。
(案外、憲法96条の改正案が真っ先だったりして)

まあ、いずれにしても、かなり注意深く見守る必要がある反面、逆に政治の暴走で政治離れを招かないかなという懸念があるのも事実なんですけどねぇ…

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