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2005/07/28

橋梁談合を考えてみる その2

というわけで、前回の続き。

前回掲げたキーワードの2つめに「道路公団であること」ってのがあるんですよね。

すでに忘れている方も多いと思いますけど、日本道路公団は今年の10月1日をもって分割・民営化されます
道路公団自身のPR不足という側面もあるのも確かなんでしょうけど、結果的に昨年3月の道路4公団分割民営化関連法案が閣議決定されてからというもの、道路公団の民営化に関するニュースはとんと聞かれなくなりました。

ところが、民営化の約3ヶ月前のこのタイミングで今回のニュースなわけですから、結果的に今回のニュースって、民営化論者(特に組織内の民営化推進派)による燃料の投入である可能性が高いんじゃないかと思うようになってきたんですよね。

なんでそう思うようになったかというと、今回の一連の橋梁談合、そもそもは今年の5月、国土交通省の直轄工事に関する談合容疑に端を発しているというのを忘れちゃっている人も多いんではないかと思いますけど、そのときは単に業界ぐるみの談合でちゃんちゃんということだけだったわけですよね。

ところが、これが公団に飛び火すると、公団幹部のいわゆる「官製談合」にまで発展。

業界ぐるみの談合の場合、ばれる発端というのは、いわゆる「アウトサイダー」(談合組織に加わっていない同業者)からのたれ込みだったり、場合によっては談合組織の中でもあまりおいしい思いをさせてもらっていない業者からのたれ込みだったりするという話(あくまでも噂の域を出ない話ですけどね)を聞いたことがあるんですけど、これが官製談合となると何らかの内部告発がないと逮捕に至るまでは難しいんじゃないかというのが(これも想像の域を出ないんですが)あるんですよね。
これがもしその通りだと仮定すると、内部告発をしたのは誰なんだという話になるわけですけど、組織が変わろうとしている(道路公団の場合は内部的な改革ではなく、外部からの圧力と法改正による強制的な組織改編ですけど)中でこういう事件が起こると、一般的にはダメージにつながるような気がするんですよね。

ところが、今回の事件に関して言えば、聞こえてくる声と言えば「これを機に公団の組織のうみを出せ」だとか、「公団総裁の責任は問わない」とか、組織にネガティブな話が思ったほど聞こえてこないのが気持ち悪いくらい不思議なんですよね。
組織が10月を持って改変されるから…というのも差し引いても、これはちょっとなぁ…と思わせる部分があるわけですよ。

だとすると、今回の橋梁官製談合の告発は、実は最初から全部織り込み済みで、公団民営化の話題がほとんど無くなってしまった状態で突入するよりも、公団の改革ぶりを中止させるのにうってつけの題材だったのではないかとさえうがってしまいたくなる気もするんですよね。

実はこの辺は、事務方と技術方がそれぞれにトップに君臨する公団(に限らず各種公共事業執行機関)の組織にもあると思うのですけど、この辺については次回にて…

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