読み間違えるとかなり怖いオリエンタルランドの一件
東京ディズニーリゾートを経営するオリエンタルランド(OLC)が、右翼団体と関わりが深いとされる企業に本社社屋の清掃業務を長年にわたり委託しつづけていたという件が伝わってきています。
西武グループの総会屋事件やJR福知山線の事件と比べるとかなり地味目な取り扱いなのも気になりますが(確かにこの一件で誰かが逮捕されたとか誰かが亡くなったという事がないので取り扱い方が微妙にならざるを得ないのかもしれませんけど)それでもペーパーメディアがほぼ毎日報道している内容を見るに付け、いろんな意味で読み間違いが発生しやすい状況に陥っているなという危惧を覚えるところです。
まず、この件に関して事件性があるか否かという事。
各メディアの第一報から今までを見ていると、結局何を問題にしたいのかというのがピントが微妙にずれているような気がしてならないんですよね。
とりあえずこの件に関してわかっている事を列挙すると、
と、いったあたりかと。
で、よくよく見てみると、この中で批判を受けるべき点はどこかということになるのですけど
辺りになるような気がするのですけど、マスコミが問題視しているのはほとんど2番目と3番目ばかりですよね。
右翼団体と暴力団が結びついていることが多いと思われるのはまあ確かだとしても、右翼団体だけで反応するのはいかがなものかと。(そういえば、マスコミに右翼団体が怒鳴り込まれるという事件が結構ありましたっけ)
というか、電波系のマスコミがことごとく及び腰になっているのが非常に気になるところです。
たしかに、いままでイベント事に生中継を行ってほとんどただでTDLの宣伝を繰り返してきたのが、いきなり手のひらを返すかのごとく追求報道を繰り返せば何考えてるんだ?ってことにはなるんだろうけど、それにしてもあまりにもあっさりしすぎ。軟化別の要因があるんじゃねぇかって勘ぐりたくなってしまうんですがね。
これからも、大きな事件があるたびに、マスコミによる記事の取捨選択が行われてしまうんですかねぇ…
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