粋な計らい
現在、受験シーズン真っ盛りですが(私も十数年前を思い出します)、昨日行われた東北学院大学郡山会場の入試に向かった福島の受験生が、郡山に停車しない新幹線に乗ってしまい、JRの温情で本来通過するはずの宇都宮駅で下車し、折り返し下りの新幹線に乗車してなんとか試験に間に合ったというニュースがありました。
これが戦場ならば「けしからん、自己責任だ」などとなるのかもしれませんが、まあ粋な計らいじゃありませんか。18歳前後の若者にとって、一つ間違えば一生を左右しかねない(本当にそうなのかはわかりませんけど)ミスを帳消しにしてもらえたのですから。
JR東日本は「特例中の特例」と強調していたようですが(その割に、後続列車が20分以上あとと言うことを確認してから泊めているのですから、抜かりはないですな)日本でもこういう配慮があるというのはちょっとうれしくなりますな。
もっとも、お隣韓国では受験生をパトカーで送ったり、ヒアリングの時間は騒音に配慮して交通規制したりと、もっとすごいらしいですけど。
でも、受験生だったら、乗る予定の列車が目的地に停まるかどうかぐらい、事前に調べておいてほしかったなぁ…(^^;
« メディアの「興味」 | トップページ | 自分が新聞を取らないわけ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント