最近のトラックバック

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

このブログについて

« NHK会長交代 | トップページ | メディアの「興味」 »

2005/01/27

公務員の国籍条項(新聞読み比べ)

すでに盛んに報道されているとおり、東京都が管理職(おそらく主査以上なんでしょうな)への昇進に国籍条項を設けていることは憲法に違反するか否かという裁判で最高裁大法廷が「憲法違反ではない」との判断を示したとのこと。

公務員という公権力を扱う仕事だけに、評価が分かれるところかもしれないが、結局は「自治体の裁量の範疇」という判断を示したといえるのかもしれない。
私自身は、日本版「グリーンカード」(永住権資格)でもあれば一定の範囲で管理職になるのはありかなと思う反面、いわゆる三役や、これに準ずる総務セクションの幹部に外国人を登用可能とすることにはかなりの抵抗感があるんではないのかなと思うのが正直な感想なのですが。

で、このニュース、各主要全国紙の社説を見比べると、各社のカラーがはっきり出ていておもしろい。
とりあえず表題だけをかいつまんでみても…

朝日=外国籍管理職――時代が分からぬ最高裁
毎日=国籍条項訴訟 住民の意思が門戸を広げる(追記:毎日だけ28日付けの社説)
読売=[管理職試験訴訟]「『日本国籍』明確にした最高裁判決」
産経=【主張】国籍条項訴訟 常識にかなった合憲判決
日経=外国人任用で最高裁初判断

というわけで、「左」といわれる朝日(当然のごとく批判的)と「右」といわれる産経(当然のごとく肯定的)で判断が真っ向から分かれ、読売がやや右より、毎日がやや左より、「民尊官卑」の傾向が激しい日経は経済が絡まない記事には客観判断のみ(笑)。

まあ、新聞を読み比べる際には(私は、重要なニュースほど、各紙の記事を読み比べるべきだと思っています)だいたいこういう判断でいいんではないかな、と改めて思う次第ですな。
(ちなみに、今回の私の考えに一番近いのは日経でした)

【追記:1/28】
毎日は一日遅れで社説に取り上げていました。(当初と本文をちょっといじっています)

この話題、ブログ上でもかなり様々な取り上げ方をしていましたが、この裁判の原告(鄭香均さん)の裁判後の記者会見での発言と態度にかなりの批判が集まっているようですね。
自分の考えを否定されたわけですから、まあそれなりに感情的になるのもわかるんですが、(自分がこの記者会見を見ていないというのもあって)これに対して私自身はどうこう思う部分は皆無に近いですね。
国籍条項そのもので人格を否定しているわけでもないと思うので…

【再追記:2/3】
朝日の社説は、一般向けには一週間で見えなくなってしまうようですね。今日現在、File Not Foundになっていました。(会員向けには3ヶ月閲覧できるといううたい文句のようですが、それだけのために会員になるのもどうかと思うので…)

しかし、国籍の云々について、これだけ話題になるのも日本ならではという気がしなくもないですね。
戦後60年、ナショナリズムを語ることがなんとなくタブーにされてしまっているせいでもあるのかもしれませんが…

« NHK会長交代 | トップページ | メディアの「興味」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15366/2717487

この記事へのトラックバック一覧です: 公務員の国籍条項(新聞読み比べ):

» 最高裁判決。韓国人は東京都の管理職になれる? [りゅうちゃんミストラル]
最高裁でひとつの判決が出る。在日韓国人の保健師が東京都の管理職になれるか否かの判断となる。国籍条項、26日大法廷判決=都管理職試験の受験拒否(共同通信01月24... [続きを読む]

» 日本は哀れな国… [ガ島通信]
日本国籍がないことを理由に東京都が管理職選考の受験を拒否したニュース。「哀れな国」「日本に来るなと言いたい」。記者会見で叫ぶ女性の姿をテレビで見て、正直言って「... [続きを読む]

» 国籍理由に受験拒否は合憲…都管理職試験訴訟で最高裁 [向日葵日記帳・ブログ(スクラップ帳)]
国籍理由に受験拒否は合憲…都管理職試験訴訟で最高裁 外国人公務員・外国人参政権について続き? もっと考えて書きたいと思います。あえて、別に書くことにしました。 ... [続きを読む]

« NHK会長交代 | トップページ | メディアの「興味」 »